大阪中之島美術館で「
日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」を鑑賞しました。

2000年に京都国立博物館で開催された「没後200年 特別展 若冲」をきっかけに、今や大人気の江戸時代の画家、伊藤若冲。
そんな若冲も、それ以前は一般の人々にとっては日本美術の「知られざる鉱脈」だった、ということで、今はまだほとんど知名度がない素晴らしい作品=「知られざる鉱脈」を掘り起こし多くの人たちに見てもらい、自分の眼で「未来の国宝」を探してほしいという企画の展覧会です。
会場構成は次のとおり。
第一章 若冲ら奇想の画家たち

他には曽我蕭白、長沢芦雪ら「奇想の画家」の作品を紹介。
伝岩佐又兵衛「妖怪退治図屏風」

極彩色の武士たちvsユーモラスな表情の妖怪軍
第二章 室町水墨画の精華
謎の絵師・式部輝忠(しきぶてるただ)など、意外と知られていない室町時代の絵師たちを紹介。
第三章 素朴絵と禅画
「幼稚美」という言葉、初めて聞きました(笑)
今回の展示の作品紹介のコピーが面白い。
「字はウマいのに絵はヘタ」とか「史上もっともヘタな洛中洛外図」とか、それだけで笑ってしまう。
「なぜか鍾馗さんだけ不機嫌」 白隠慧鶴「大黒天鼠師槌子図」

第四章 歴史を描く
高橋由一の「日本武尊」、田村宗立の「蒙古襲来図」など。
第五章 茶の空間

「もっとも軽い茶室」 山口晃「携行折畳式喫 茶室」はトタンの波板やベニヤ板などを使用
「もっとも重い茶室」 加藤智大「鉄茶室徹亭」は鉄製
第六章 江戸幕末から近代へ
キリスト教伝教者(牧島如鳩)が描く仏画や明治工芸(安藤緑山、初代宮川香山)などを紹介。
「動物も手なづけます」 狩野一信「五百羅漢図 第30幅 六道・畜生」増上寺

腹を開いて体内の如来像を見せる羅漢に、猿たちが驚いたり供物を差し出したり
「生人形(いきにんぎょう)、近年アメリカから凱旋帰国」

安本亀八「相撲生人形」熊本市現代美術館
相撲をとってる二人の表情(顔のシワとか)や筋肉・血管の盛り上がりがリアルで再現性が素晴らしい。
第七章 縄文の造形、そして現代美術へ
造形のバリエーションの豊かさが傑出する縄文土器と、縄文の造形にインスパイアされた現代作家による作品を紹介。
「エレガントな感性による堂々たる造形」

重要文化財 日本遺産「深鉢形土器」殿林遺跡出土 山梨県立考古博物館
奥には「縄文から発想したドレス」 「祈り」をテーマにした本展のための新作
岡﨑龍之祐「JOMONJOMON ―Tender」「JOMONJOMON ―Emotion Beat」
最後に、一番見たかった実物はこちら。
「かわいい子がピース」

重要文化財 日本遺産「人体文様付有孔鍔付土器」鋳物師屋遺跡出土
縄文時代中期中葉 南アルプス市教育委員会・ふるさと文化伝承館
可愛い♪
このTシャツがあったら絶対買ったのに〜
【おまけ】
もう一つ開催中の
ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展ルイ・ヴィトン創業170周年と2025大阪 ・関西万博を記念して開催の展覧会です。
美術館のロビー吹き抜け

モノグラムのトランクをモチーフにした行灯が吊り下がっています

時間がなかったので展覧会会場には入りませんでしたが面白そうです。
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posted by いっこさん金沢暮らし at 16:30|
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