毎年恒例の金沢ナイトミュージアムのイベントの一つでもある、第86回きらめきコンサート「
シタールとタブラ」を金沢市立安江金箔工芸館で鑑賞してきました。

北インドの宮廷で発展した「インド音楽」(正式には「ヒンドゥスターニー音楽」)は、紀元前1000~500年頃に成立したヴェーダ(宗教・思想・哲学などの智慧の書)に記述された音楽の概念や指南が起源のひとつとされている。
今回演奏されたのは「宮廷音楽」という形式で「ヒンドゥスターニー・クラシック音楽」「ヒンドゥスターニー宮廷音楽」と呼ばれている。
宮廷音楽には6つの楽章があり、本来は1曲が約1時間かけて演奏されるところ、今回は短縮版で。
通常、二人一組で演奏。
シタールがまずは無伴奏でメロディの特徴を奏で、音律的旋律「ラーガ」のムードや色合い、情景の下地となる部分を演奏する。
途中からタブラが伴奏リズム楽器として入り、さまざまな拍子やテンポで演奏し、双方で即興的に掛け合いながら徐々に速いテンポで展開され楽曲は終焉に向かう。
【プログラム】
●ラーガ・ケダール
破壊と創造の力、最初のヨガ修行者、舞踏王、吉祥・豊穣・恵み・生殖などの象徴である「シヴァ神」(日本では大黒天)を表現するラーガ。
ヒマラヤ山脈を表現するメロディ、さまざまな気流や水源が生まれ雨や川になり土壌を潤す様を表現するメロディなどを通して、豊穣・吉祥・舞踏王ナタラージャが立ち現れる。
●ラーガ・デシュ
雨のラーガの一つ。民謡。
ふるさとを感じさせる牧歌的なメロディ、曇り空・草木などに流れる雨粒を表現するメロディなどによって、小雨が降る田園のような原風景をイメージ。
●もう一曲は日本の民謡でしたが曲名忘れてしまい。。
インド音楽を間近に見聞きする機会はめったにないので、演奏後、奏者に質問することもでき良い時間となりました。
シタール(奏者 ヨシダ ダイキチ)

マホガニーの棹とヒョウタンの共鳴胴。
18本の弦を右手につけた金属製の爪で弾いて演奏。
金属的な音がする。
タブラ(奏者 林 怜王 ハヤシレオ)大阪生まれ、デリー育ち

大小2つの太鼓で一対。ヤギの皮が張られている。
中央に鉄粉を穀物の粉などと練りこんだ黒いものが何層にも塗られている。
高音の小さいほうタブラーの胴体は木、低音のバーヤは金属(銅や真鍮)。
革紐の結び方を変えたり、紐と胴の間にはさんだ木の小片(グリ)の位置を動かすことで革のチューニングを行う。
指の滑り止めにベビーパウダーを使っていた。
20時まで延長開館だったので夏季所蔵品展「ガラスと金箔」も鑑賞しました。

おまけ。
浅野川大橋 夜の情景(川の水少なめ)

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posted by いっこさん金沢暮らし at 18:00|
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音楽・オペラ
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