2025年08月09日

K-BALLET TOKYO 25th ANNIVERSARY GALA

大阪のフェスティバルホールで熊川哲也 K-BALLET TOKYO Summer Tour 2025『K-BALLET TOKYO 25th ANNIVERSARY GALA』を観てきました。
(フェスティバルホールに来るのどれだけぶりだろ、二十年以上?)

  20250809 Kバレエ25周年ガラ.JPG
  (A席14,000円 3階3列31番 ステージをかなり見下ろすけど中央で見やすかった)

熊川哲也 Kバレエの25周年ガラ公演。
リアルのパフォーマンスに過去の公演映像などを織り混ぜて、走馬灯のように当時が甦ってきました。良かった〜
久しぶりにクマテツの生の踊る姿も見られました。

芸術監督/企画・構成・演出:熊川哲也
指揮:塚越恭平
管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ

13:00開演 第一部:55分(休憩25分)第二部:65分 15:30頃終演

オープニング"Rewind"
 暗いステージの真ん中、奥の大スクリーンに向かって立つ熊川哲也の後ろ姿にスポットライトがあたる。
 文字どおり、2025年の現在から1999年の創立まで時間を"巻き戻し"
 そこから自然な形で次の演目へ。今度は過去から現在までの歩みをたどる。
「カルメン」(プティ版)より"寝室のパ・ド・ドゥ"
「ウォルフガング」
「ラプソディ」より
「ドン・キホーテ」より
「ベートーヴェン 第九」より イントロダクション、第2楽章
「ロミオとジュリエット」より 第1幕第5場"バルコニーのパ・ド・ドゥ"
「シンデレラ」より 第1幕抜粋
<休憩>
「シンプル・シンフォニー」より 第4楽章
「アルルの女」より"ファランドール"
「カルメン」(熊川版)より 第1幕第1場"ハバネラ"、第1幕第2場"ドン・ホセのソロ"
「クレオパトラ」より 第1幕第1場"奴隷のパ・ド・ドゥ"、第2幕第2場"ローマ"抜粋
「蝶々夫人」より 第1幕第2場"花魁道中"、第2幕第1場"初夜のパ・ド・ドゥ"
新制作「眠れる森の美女」より 第1幕第2場"出会いのパ・ド・ドゥ"、第2幕第1場"ローズ・アダージオ"
「マーメイド」より 第2幕第4場"婚約式"

生パフォーマンスの間にはさまれる映像が秀逸。
各演目の公演映像が映し出される間もオーケストラの演奏がよどみなく流れていて、醸し出された演目の世界観のままダンサーがステージに登場して踊る。
舞台セットがないにもかかわらず物語の情景が見えてくるかのようでした。
映像のみの作品も。特に、若き日の熊川さんが称賛された「若者と死」に、同じ英国ロイヤルバレエのダーシー・バッセルが登場した場面は感動ものでした。
そして最後は、スクリーン全面が過去の公演ポスタービジュアルで埋め尽くされて圧巻でした。

この25周年ガラ公演は、Kバレエとしての四半世紀の集大成であるとともに、熊川哲也個人としてのダンサー・演出家・振付家・芸術監督としての才能の発揚でもありました。
カーテンコールでは、またステージ中央に熊川さんがひとり立っていました。
オープニングとは異なり、客席のほうを向きマントを着用した盛装で。その姿はまるでマジシャンのようにも見えます。
きっとこれからも私たちにバレエで夢の世界へいざなう"魔法"をかけつづけるのでしょうね。
オープニングが「過去」を振り返っていたとすれば、クロージングは「未来」を見据えているように見えました。

  20250809 Kバレエ25周年ガラ1.jpg


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posted by いっこさん金沢暮らし at 13:00| Comment(2) | 演劇・バレエ・ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月14日

熊川哲也 K-BALLET TOKYO『白鳥の湖』

富山オーバード・ホール(大ホール)で熊川哲也 K-BALLET TOKYO『白鳥の湖』を観てきました。
(金沢では本格的なバレエ公演がないのが残念。。)

  20250514 Kバレエ白鳥の湖.jpg
  (S席15,000円 2階 P列2番 左端だけど見やすかった)

2003年に誕生した熊川版を見たのは、2016年1月に東京・恵比寿ガーデンシネマで上映されたCinema版が初めて。
それ以来、ようやく舞台版を観ることができました。

オデット/オディール  岩井優花
ジークフリード(王子) 栗山廉
悪魔ロットバルト    田中大智
王妃          大久保沙耶
ベンノ(王子の友人)  本田祥平
家庭教師        ビャンバ・バットボルド

芸術監督/演出・再振付:熊川哲也
原振付:マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
舞台美術・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド / レズリー・トラヴァース
照明デザイン:足立 恒

指揮:井田勝大
演奏:シアター オーケストラ トウキョウ

18:30開演 21:10頃終演
プロローグ・第1幕・第2幕(70分)~<休憩25分>~第3幕・第4幕(65分)

【第1幕】
パ・ド・トロワ 第1ヴァリエーション、第2ヴァリエーション、第3ヴァリエーション
【第2幕】
4羽の白鳥、2羽の白鳥
【第3幕】
6人の姫、ナポリ、チャルダッシュ、マズルカ、スペイン

最近のバレエダンサーは体形も良くなり、テクニックも向上しているように思います。

一番見たかった最後の場面、白鳥の群れが観客に背を向けて(舞台の奥のオデットと王子のほうを向いて)両手(翼)を広げて羽ばたいて飛んでいくような振付、やはり美しく印象的でした。


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posted by いっこさん金沢暮らし at 18:30| Comment(2) | 演劇・バレエ・ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月30日

フェードル

金沢市文化ホールで、舞台「フェードル」を観てきました。

 20210130 フェードル.jpg
 (S席 1階21列6番 入口扉に近い、ほぼ最後列)

<公式サイトより抜粋引用>
『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年1月1日、ブルゴーニュ座で初演。
17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品です。
サラ・ベルナール、ヘレン・ミレンと各国を代表する名女優たちが演じてきました。
日本では2017年、主演に大竹しのぶを迎え、現代演劇界の重鎮、栗山民也が演出。
今回、キャストもあらたに再演。

舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。
行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。
一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。
心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝くイッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。
苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。
しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。
イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。
そんな中、テゼが突然帰還して・・・


久しぶりの生の舞台観劇。
配役の大竹しのぶ、林遣都、キムラ緑子に興味があり、内容はともなくチケットを買いました。
悪くはないと思うのですが、文語的な台詞回し、大袈裟な感情表現には慣れない(違和感を感じる)私なのでした。


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ラベル:悲劇
posted by いっこさん金沢暮らし at 18:00| Comment(0) | 演劇・バレエ・ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

ゲキ×シネ 髑髏城の七人 2020冬の陣

北國新聞・赤羽ホールで、劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人」の映像を映画館で楽しむ 「ゲキ×シネ 髑髏城の七人 2020冬の陣」を観てきました。

2017年3月から1年3ヶ月にわたり、花・鳥・風・月(上弦の月/下弦の月)・極(『修羅天魔』)と5シーズン6作品に分けロングラン上演された劇団☆新感線の「髑髏城の七人」がゲキ×シネになって戻ってきてくれました。

360°回転シアター「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演として上演されたSeason「花」は2017年5月に、最後を飾る完全新作Season「極」は2018年5月に生の舞台を観ましたが、見逃した「鳥」「風」「月」を見る機会がめぐってきて感激です。

20210109 ゲキ×シネ髑髏城の七人Season鳥.jpg
Season鳥 1月9日18:30~
  20210110 ゲキ×シネ髑髏城の七人Season風.jpg
  Season風 1月10日13:30~
    20210111 ゲキ×シネ髑髏城の七人Season下弦の月.jpg
    Season月《下弦の月》 1月11日10:30~(3回とも同じ席 8列6番 各2000円)

作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり

劇団☆新感線における「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる演目シリーズ。

<共通するあらすじ>
天正18年(1590)、本能寺の変で織田信長が明智光秀に討ち取られてから8年が経過した時代。天下統一を目前とした豊臣秀吉の支配がいまだ届いていない関東は、天魔王と呼ばれる仮面の男が率いる「関東髑髏党」に支配されていた。
髑髏党に追われていた少女(沙霧、「月」では少年・霧丸)を助けた捨之介は、偶然知り合った狸穴二郎衛門(実は徳川家康)とともに、旧知の無界屋蘭兵衛(または森蘭丸)を頼って関東一の色街「無界の里」へと向かう。そこには評判の極楽太夫がいる。
しかし、無界の里は髑髏党の襲撃を受けてしまう。天魔王と戦うことを決意する捨之介たち。
捨之介、天魔王、蘭兵衛の過去の深い縁(えにし)とは?三人を待つ宿命とは?

「鳥」
劇団☆新感線に複数回出演している、いわゆる“準劇団員”と呼ばれる役者が数多く参加
 阿部サダヲ(捨之介)、森山未來(天魔王)、早乙女太一(蘭兵衛)、清水葉月(沙霧)、
 松雪泰子(極楽太夫)、福田転球(兵庫)、池田成志(贋鉄斎)、梶原善(二郎衛門) 他
森山未來の凄み、早乙女太一の殺陣の美しさが印象的。

「風」
2004年版の「アカドクロ」「アオドクロ」以来、13年ぶりに捨之介と天魔王を一人二役で演じるバージョンが復活
 松山ケンイチ(捨之介、天魔王)、向井理(蘭兵衛)、岸井ゆきの(沙霧)、田中麗奈
 (極楽太夫)、山内圭哉(兵庫)、橋本じゅん(贋鉄斎)、生瀬勝久(二郎衛門) 他

「月」 《下弦の月》
劇団☆新感線としても初挑戦となる2つのチーム《上弦の月》《下弦の月》が交互に上演を行うダブルチーム制を導入。
若手注目株を中心に小劇場出身の通好みの俳優も顔を揃えるキャスティング。
 宮野真守(捨之介)、鈴木拡樹(天魔王)、廣瀬智紀(蘭兵衛)、松岡広大(霧丸)、
 羽野晶紀(極楽太夫)、木村了(兵庫)、中村まこと(贋鉄斎)、千葉哲也(二郎衛門) 他

スクリーン向けに新たに編集された臨場感溢れる映像、劇場向けにリミックスされた高音質の音声は、通常のライブビューイングよりも迫力があり大満足です。
(欲を言えば、上映時間が少しだけ短いほうがありがたい。3時間~3時間半と長く、途中で眠りに落ちてしまう瞬間が、、観劇体力が減退しているのかしら)


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posted by いっこさん金沢暮らし at 10:30| Comment(0) | 演劇・バレエ・ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月28日

能舞とクラシック <ペール・ギュントと杜子春>

石川県立音楽堂 邦楽ホールで、いしかわ・金沢「風と緑の楽都音楽祭2020」秋の陣  特別公演「能舞とクラシック <ペール・ギュントと杜子春>」を観てきました。

  20201128 能舞とクラシック1.jpg
  (1階席 11列19番 2500円)

昨年観た洋邦コラボレーションが良かったので、今年も鑑賞。

今回はノルウェーのイプセンの戯曲「ペール・ギュント」と、唐代の伝奇を童話化した芥川龍之介の「杜子春」の二景が絡み合いながら進行するプログラムです。

演出家の解説文によると、「一種のトロンプ・ルイユ(騙し絵)として楽しんで」とのこと。
プロローグに二つの賛美歌をあしらえたうえで、ペール・ギュント組曲の8曲の中から「アラビック・ダンス」に代えて、劇の最終曲である「ソルヴェイグの子守唄」を使用し、劇の曲順で演奏。
洋の東西に伝わる二人の破天荒な男の物語。
彼はある時は西洋人の「ペール・ギュント」、ある時は東洋人の「杜子春」のように見える、そんな錯視感を作り出すことを試みたそうです。

 プログラム
 20201128 能舞とクラシック3.jpg
 20201128 能舞とクラシック4.jpg

異分野のアーティストたちにより奏でられる夢幻の世界を堪能しました。
次回はどんな作品がコラボレーションするか、楽しみです。

 20201128 能舞とクラシック2.jpg
 (北國新聞のサイトより借用)


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posted by いっこさん金沢暮らし at 14:00| Comment(0) | 演劇・バレエ・ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする