金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAで宗桂会 設立30年記念展「加賀金工の華-美しき加賀象嵌の世界-」 を観てきました。
金銀象嵌菊牡丹文花器一対より部分(三代 山川孝次)
宗桂会は、日機装株式会社の創業者である、故 音桂二郎により1993 年に設立された公益財団法人。
(音桂二郎のルーツは、加賀象嵌の名門・山川孝次家の系譜にあるとのこと)
2023 年に設立30年を迎えたのを記念して、設立当初から普及・保存活動を継続している石川県の伝統工芸・加賀象嵌を紹介する展覧会です。
会場では、加賀象嵌の作り方を紹介するビデオ上映や、道具、製造工程の見本などもあり、改めて象嵌を知る機会になりました。
会場構成は、
第一章「開花する加賀金工の華 ー加賀象嵌の世界ー」
第二章「根を張り、技を繋ぐ ー名工・山川孝次の世界ー」
第三章「芽吹き、進化する ー現代作家の世界ー」
本展では、宗桂会が収集した山川孝次家三代の作品を中心に、加賀象嵌の新旧作家の作品や図案などの資料が紹介されていました。
尾が植物になったワオキツネザル 水代達史「Camouflageー昴ー」個人蔵
馬 高橋介州「加賀象嵌埴輪馬置物」(昭和後期)宗桂会蔵
中川衛「象嵌四分一花器」(平成)宗桂会蔵
金属の渋い華やかさ、好きだな~
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2024年11月22日
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