ひがし茶屋街は大型連休前夜、嵐(=混雑)の前の静けさでした。
翌日に日テレの朝の番組ZIPで金沢から生中継するということで、ロケハン(リハ?)を終えたクルーとすれ違いました。
町家造りの落ち着いた店内。
まずは乾杯~
料理はシンプルで、素材のバランスが良くて、どれも美味しくいただきました。
毛ガニとウニ、お澄ましにクチコ、アオリイカとカワハギのお造りには酢の味とカワハギの肝入り醤油、八寸にはホタルイカの沖漬け・白魚・イイダコなど、カラスミを削ってのせた蕎麦、鴨肉と治部煮風にした旬の筍には花山椒がアクセント、タラの芽の天ぷら、締めの蕎麦。デザートに作りたての道明寺桜餅。
季節の味、地元の味をとり入れ、丁寧に作られた料理でした。
日本料理でしたが、お酒はワインな気分。そして国産にしました。
ロゼは2016年にブドウ栽培から始めた金沢のボッチというワイナリー製。
(ラベルのイラストは自閉症の次男さんが描いたものだそうです)
白は島根県雲南市の奥出雲葡萄園のunwooded(ステンレスタンクで低温発酵させた)。
赤は山梨県甲州市勝沼のグレイスワイン製
どのワインも料理の味を損ねないフレッシュで軽やかな味でした。
おまかせコース(仕入れ状況による)約1万4000円、一人3杯ずつで計52000円。
お店を出るとき、ご主人が見送りに出てきてくれましたが、端正な料理と同じく、寡黙で実直な方のようにお見受けしました。
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