喫茶店・Cafe de T. Erie(カフェ・ド・ティー・エリー 兼六町2-44)
1階のみで営業。
入店時、「観光ですか?時間は大丈夫ですか?」と訊かれます。
ご高齢の女性店主がおひとりで切り盛りしているため、時間がかかるのです。
昔ながらの喫茶店の雰囲気。BGMが微かに聴こえる程度なのもいい
今は金沢城公園になっている場所にあった大学に通っていた頃、サークル(ESS)の仲間とたまに来てエリー・アラモードなるパフェを食べた青春の思い出はありますが、お店の中や働いていた人についてはさっぱり覚えておらず…
壁の大きな獅子頭の絵とかは新しくなったようですが、ソファなどは当時のままだとか
12時開店で私が入ったのが12時半すぎ。私が最初の客でした。
結局、注文した品が出てくるまで30分ほどかかりました。
フレンチトースト(880円)、カフェ・ヴィエナ(550円)
断面ショー。
フワフワというよりトロトロのフレンチトースト。バニラアイスクリームと生クリーム、イチゴとパイナップル、メロンが少しずつ。
そして、大好きなシナモン味しっかりの焼きリンゴも添えられています。
焼きリンゴは丸ごと1個もメニューにあって、看板商品の一つです。
カフェ・ヴィエナはいわゆるウィンナーコーヒー。生クリームがのってリッチな味わい。
お店は、石川橋から兼六園の桂坂口に入らず、脇の道路沿いに行き、桜ヶ岡口の向かい。
兼六園の中でどれだけ喧騒があっても、この喫茶店の中はひたすら静かで、ゆったりと異なる空気が流れている感じ。
ただ郷愁に浸る午後のひとときを過ごしました。
そして、このあと奇跡が起きました。
美術館へ行ったところ、展示室で目の前を見覚えのある顔が(マスクで鼻から下は隠れていましたが)通り過ぎたのです。
勇気をふりしぼって声をかけました。「S戸さんではないですか?」
その男性は大学時代のサークルの先輩。
卒業以来会っていないはずだから、30数年ぶり!の再会です。
私も驚きましたが、声をかけられた先輩はもっとビックリしていました(笑)
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