
(1階席 11列19番 2500円)
昨年観た洋邦コラボレーションが良かったので、今年も鑑賞。
今回はノルウェーのイプセンの戯曲「ペール・ギュント」と、唐代の伝奇を童話化した芥川龍之介の「杜子春」の二景が絡み合いながら進行するプログラムです。
演出家の解説文によると、「一種のトロンプ・ルイユ(騙し絵)として楽しんで」とのこと。
プロローグに二つの賛美歌をあしらえたうえで、ペール・ギュント組曲の8曲の中から「アラビック・ダンス」に代えて、劇の最終曲である「ソルヴェイグの子守唄」を使用し、劇の曲順で演奏。
洋の東西に伝わる二人の破天荒な男の物語。
彼はある時は西洋人の「ペール・ギュント」、ある時は東洋人の「杜子春」のように見える、そんな錯視感を作り出すことを試みたそうです。
プログラム


異分野のアーティストたちにより奏でられる夢幻の世界を堪能しました。
次回はどんな作品がコラボレーションするか、楽しみです。

(北國新聞のサイトより借用)
ランキング参加中。ポチッと応援してくれたら、うれしいです!

にほんブログ村