
最近、チェコのデザインの素敵さに気づいて、この企画展もずっと気になっていたのです。
19世紀終わりのアルフォンス・ミュシャから始まり、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、フランス絵画から影響を受けたチェコ・キュビズムと呼ばれる独自の様式など。
家具やプロダクト、ポスター、ブックデザイン、アニメやオモチャに至るまで、チェコ国立プラハ工芸美術館所蔵の作品を中心とした約250点の作品により紹介する展示です。
今回気に入った作家の備忘メモ。
●パヴェル・ヤナーク Pavel Janak(ポスターの左上のキュビズム作品)
クリスタル(結晶)型小物入れ、1911年、チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
●ヴァーツラフ・シュパーラ Vaclav Spala(右上のオモチャ作品)
小箱「悪魔」、1921年、チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
●ラジスラフ・ストナル Ladislav Sutnar(下の食器セット)
耐熱ガラスのティーセット、1931年、チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
一見すると質素にも見えるシンプルさ、ゆえに日常生活の中での飽きのなさかもしれません。
会場出口の自撮りスポットにて。

リブシェ・ニクロヴァー「女の子ハンカ」「女の子バルボラ」「バイク少年」
1958年~1964年、プラスチックのオモチャ、個人蔵

階段の踊り場の窓から見える疎水。沿って歩いていくと地下鉄東山駅に着きます。

【同時開催】
●企画展「日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランドの映画ポスター」

●令和2年度第1回コレクション展

河井寬次郎《泣碗》部分、1919年頃
入館には事前予約がない代わりに時間を区切っての入場制限があり、館外で距離をあけた列につき10分ほど待ちました。
おかげで館内、展示室はゆったりしていて落ち着いて鑑賞できました。
こういう"新しい生活様式"は歓迎ですね。
1階ロビーの休憩スペース。

休憩は美術館1階にあるcafe de 505にて。

アフォガード、洋酒入りのコーヒーが美味しかった♪
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