原題:The Price of Everything
2018年、アメリカ、英語、98分
監督:ナサニエル・カーン
アートの価格を題材にアート市場の裏側に迫るドキュメンタリー。
<あらすじ>
秋のオークション開催まで6週間と迫ったニューヨークのサザビーズ。
アート界周辺がにわかに騒がしくなり、オークショナー、ギャラリスト、評論家、コレクター、そしてアーティスト、それぞれの立場のさまざまな思惑、価値観がせめぎあう。
ラリー・プーンズ、ジェフ・クーンズ、ジョージ・コンド、ゲルハルト・リヒターら一流アーティストたちが登場するほか、サザビーズでの実際のオークションの様子などを紹介。
バンクシーが1億5000万円の絵を落札の瞬間に細断したり、ジェフ・クーンズのステンレス製のウサギの彫刻が存命アーティスト最高額の100億円で落札されたり。
アート作品は株や不動産のように投資の対象となり、世界のアート市場はかつてないバブルに湧いている。
アートの値段、アートの価値とは何?
ゴッホの作品は、生きている間では一つしか売れなかったと言う。
そして今や億単位で売買される状況。
作家本人はもういない。
オークション等で売買されてもアーティスト本人もしくはその家族にお金が入る仕組みなのだろうか?
投資目的のコレクターや画商、オークショナーが儲けるために値段をつり上げているのか?
観ていて、なんだか虚しくなってしまいました。
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ラベル:アート
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