金沢のお正月の風物詩、金沢市消防出初式を観るためです。

計50台ほどの消防車両が並ぶ様子は圧巻
1.消防式典 10:00~
開会宣言、国旗掲揚および国家斉唱、市長観閲、表彰、式辞・訓示・挨拶・祝辞、万歳三唱、国旗降納と粛々と進められます。
市長観閲


さぁようやくメインイベントの加賀鳶はしご登りが始まります。
【公式チラシの説明文より】
江戸幕府の八代将軍徳川吉宗が禄高一万石以上の藩に対し、江戸藩邸を守る大名火消を
設置するよう命じたのを受けて、享保3年(1718年)加賀藩では江戸上屋敷の防備のため
設置されていた自衛消防隊を豪華なものに増強しました。これが加賀鳶の始まりであると
されています。
2.加賀鳶梯子登り演技 10:38~
準備完了
纏(まとい)の先端は前田藩の家紋の梅型を金箔で装飾したもの
「はしご、立てて!」
鳶口(とびぐち)※で梯子をひっかけ、立ててそのまま支えます
※棒の先端に、鳶のくちばし形の鉄の鉤(かぎ)を付けた道具
消火などで、材木をひっかけるのに使う
梯子は約6m、砂時計のように中ほどが細くなっています
40本以上の梯子が並ぶ様子は見事
はしご登りは、江戸時代の火消しが火事現場で高い梯子に登り、状況を確かめたことが始まりで、普段から高い所で度胸や勇気をつけるために行っていたと言われています。
技は「火の見」で始まります
次々と気迫あふれる演技が披露されます。
「加賀鳶木遣りくずし」の合唱で盛り上げます
「敬礼」で27種の連続技は終了
3.一斉放水 10:48~11:00
クライマックスの一斉放水の準備が整いました
全49分団の消防団のポンプ車49台が一同に集まり、空に向かって一斉に放水します
高々と上がる放水によって作り出される水のカーテン
水しぶきが風で飛んできて皆が逃げろー!の状態(笑)
無事に終了。終わる頃に陽が射してきました。寒い中、お疲れさまでした。

ちょうど一時間で終了。
片づけて黒門に向かって整然と帰るポンプ車の列

注連飾りが勇壮

初めて間近に見た出初式。
勇壮、華麗、迫力、圧巻、心意気、格好いい!
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