
東京で開催されていた時は行くチャンスを逸してしまいましたが、全国巡回の中に金沢会場があって運よく見る機会に恵まれました。
会場内は写真撮影OK
「100匹乗っても大丈夫」(英語タイトルは「Noah's Ark」) イナバ物置かっ!

スイカの方舟に次々と動物たちが乗り込んでいきます
「草いものに蓋をする。」

「トウモロコシ燃料ロケット」

ミニチュア人形のほか、食品サンプルもよく使われています。
「山を甘くみるべからず」

サーフィンを題材にした作品のバリエーション。
「新鮮なうちに波に乗れ!」 「チャーフィン」


レタスは生のものを使用。キャプションには「このあとおいしくいただきました」(笑)
同じく生ものを使用した「カリフラワー森もり」

会場内にはこんな茶目っ気ある遊びも。


写真スポットもあります。

これは、ポッキーを使った「1本1本丁寧に塗られています」という作品の真似っこ用。

文房具もよく使われています。
「小さくても大太鼓」

「死んでもプラス思考」

プラス(+)が棺桶の十字架である他、EndとEnterがそばにあるのも意味深
「芯シティ」(英語タイトルは「New York」)

世界の風景では、インドのタージマハルをイメージした「旅は人生のスパイス」

「新パン線」 長いコッペパンの新幹線はレールの上を走ります。

山形食パンのホームの駅名表示は「金沢」。お皿には作家の来場記念のサイン入り
私が特に気に入ったのは哀愁漂う作品。

「帰り道」部分

畳の縁が田んぼの畦道になっています
2017年のNHK朝ドラ『ひよっこ』のタイトルバックにも起用された作家の、日用品とジオラマ用人形をモチーフにして別のものに見立てたアートの世界を再現。

『ひよっこ』『ゲゲゲの女房』といったドラマのタイトルも見えます
金沢限定作品も。

「白米"扇"枚田」 千枚田を素材の扇子と掛けているところが絶妙
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの作品は、見立ての妙もさることながら、作品タイトルのネーミングやキャプションの面白さにも思わずクスッと笑ってしまいます。
【おまけ】
帰宅後、私も早速見立ててみました。

NYのEmpire State Buildingに昇るキングコングならぬ、東京タワーに昇るオランウータン。(背景はGeorgia O'KeeffeのNYを描いた絵)
もう1点は、おさつスナックの平原に立つミーアキャット。

このあとおいしくいただきました(笑)
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