北海道立近代美術館で美術展を見る前に、隣の北海道知事公館を見学することにしました。

以前、外観だけを見たことがありましたが、今回は登録有形文化財に登録されている建物の中を見学しました。
まずは1階。応接室は、現在最も公務に使用する部屋。

各部屋の照明も一つひとつ個性的です。

食堂。平成天皇が来札された際に昼食をとられた部屋だそうです。

彫刻は安田侃「妙夢」
シャンデリアの笠は白樺の木の皮を加工。クローバー模様。

控室の照明。

階段。

2階の応接室は、当時の知事が昭和天皇に拝謁した際に使用した部屋。

化粧小屋組(天井板を張らず、合掌の梁材をあらわにした構造)

階段の窓は昭和初期のガラス(内部に気泡)

大会議室(現在は、外国使節団の表敬等、大人数の公務に使用)の二重窓。

庭園から。

彫刻は安田侃「意心帰」
昭和11年(1936年)建築の建物はハーフティンバー様式。
1980年まで知事が居住していましたが、現在は知事が来客との面談等に使用しているので、その際は臨時閉館となります。(見学は無料)
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