石川県立音楽堂 コンサートホールで、
「田中彩子 ソプラノ・リサイタル 2025 in 金沢」を聴いてきました。
超高音域の美しいコロラトゥーラ・ソプラノ。
小鳥がさえずるような、まさにコロコロと声を転がすような歌唱でした。
<プログラム> ※ドレスはどちらもシンプルなデザインの白で彼女の美しさを際立たせていました
前半はクラシック音楽、後半は映画音楽の曲目で構成。(同じツアーの長野公演のチラシから引用)
J.シュトラウスII:ワルツ「春の声」op.410
J.S.バッハ:いと高き者よ、汝の慈しみを ~カンタータ第51番「全地よ、神にむかいて歓呼せよ」より
モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム
ヘンデル:私を泣かせてください ~歌劇「リナルド」より
シューベルト:アヴェ・マリア
ラフマニノフ:ヴォカリーズ op.34-14,ここは素晴らしい場所 op.21-7
(休憩)
M.ローラン:シバの女王
イギリス民謡:ラベンダー・ブルー ~映画「シンデレラ」より
R.ロジャース:サウンド・オブ・ミュージック
M.パンツェーリ:夢見る想い
A.ポップ:恋はみずいろ
モリコーネ:愛のテーマ ~映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より
ルグラン:シェルブールの雨傘
モリコーネ:ネッラ・ファンタジア ~映画「ミッション」より
ドビュッシー:月の光
終演後、コンサートホールのホワイエにて余韻に浸りながらコーヒータイム♪

(1階席3列23番 6600円 上演2時間弱) 呼吸する時の腹筋の動きが見て取れる近さでした
私が田中彩子さんの存在を知ったきっかけは、現在も毎週楽しみに視聴しているNHK Eテレ「クラシックTV」の2021年年末放送の番組「ディーヴァたちが歌う Sing! Sing! Sing!」に出演していたこと。
コロラトゥーラの透明感のある歌声に反し、話す時の声と話し方(たどたどしい)とのギャップが衝撃的でした。
今回も、曲目紹介などのMCをピアノ伴奏の川田健太郎さんと掛け合い交えてされたのですが、日本語が上手でないエピソードとして、こんな話があって心の中で爆笑してしまいました。
川田さんが田中さんとの初対面の際に「貴様(キサマ)」と呼ばれたとのこと。(おそらく、彼女としては敬語のつもりで使ったらしい)
1984年生まれの舞鶴市出身で、18歳で高校卒業後、単身でウィーンに渡り歌の修業を経て4年後にヨーロッパでソリスト・デビュー。(ウィーン在住)
舞鶴在住の大学時代の友人(薬師丸ひろ子の大ファンでもある)が心酔していて、地元でのコンサートの話題などを共有してくれたこともあり、金沢でも公演がないかしら?と思っていたところ、石川県立音楽堂でリサイタルがあることを発見。即チケット購入しました。
やはり生(ライブ)はいいですね~
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posted by いっこさん金沢暮らし at 14:00|
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