石川県立音楽堂 コンサートホールで、 オーケストラ・アンサンブル金沢 第437回定期公演マイスター・シリーズ
「青年モーツァルトの肖像」を聴いてきました。

(A席 2階席R2列22番、3500円のところGoToイベント対象で2割引) 約70分休憩なし
ヴァイオリニストの三浦文彰くん(そろそろクン付けもやめたほうがいい?)がソリスト兼指揮者として登場。
実は3月の公演でソリストとして演奏する予定でチケットを買っていたのにコロナ影響でコンサートは中止となり、ようやく生の演奏を聴ける機会にワクワクしてホールに向かいました。
<プログラム> 解説は配付プログラムノート(音楽ジャーナリスト 飯尾洋一氏)より引用
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 1775年作曲(19歳)
彼がオーケストラのコンサートマスターとしてヴァイオリンを弾いていた頃の作品。
第1楽章 アレグロ 鐘が鳴るような晴れやかな主題で開始
第2楽章 アダージョ 弱音器付きの弦楽器による伴奏に支えられて独奏ヴァイオリンが演奏
第3楽章 ロンド、アレグロ 弾むような主題で開始。後半は民謡由来の素朴な旋律も登場
モーツァルト:セレナード 第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」 1776年作曲
ノットゥルナとは、夜に戸外で演奏する多楽章形式の音楽のこと。
編成は弦楽器にティンパニが加わるのみ。
第1楽章 行進曲、マエストーソ 勇壮な行進曲のリズムで開始
第2楽章 メヌエット 優雅な3拍子の踊りの音楽
第3楽章 ロンド、アレグレット 朗らかな舞曲風のロンド主題に導かれた勇ましいフィナーレ
モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201 1774年作曲
18歳で書かれたと言っても、並外れて早熟だったモーツァルトにとってはすでに成熟した作曲家として作品を書いている。
第1楽章 アレグロ・モデラート ゆらめくような伴奏に乗って第1ヴァイオリンが可憐な主題
第2楽章 アンダンテ 弱音器付きのヴァイオリンで穏やかに開始
第3楽章 メヌエット 跳ねるようなリズムがユーモラス
第4楽章 アレグロ・コン・スピーリト 鋭く切れ込むような主題で開始
青年モーツァルトが生地ザルツブルク(オーストリア)時代(18歳~20歳の頃)に書いた曲ばかりで構成された、オール・モーツァルト・プログラム。
三浦くんは始めの2曲は弾き振り、最後は完全に指揮のみ。
ヴァイオリンを演奏しているときの堂々とした姿とは一転して、指揮をしているときの初々しさが新鮮に感じました。
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posted by いっこさん金沢暮らし at 14:00|
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