金沢21世紀美術館で開館15周年記念「
現在地 未来の地図を描くために[2]」を観てきました。

2004年の開館から15周年の節目を記念したコレクション作品を中心に、今ここを「現在地」として未来を見つめるための展覧会。
●抽象的な価値
照屋勇賢「ワシントン大聖堂」2019年、作家蔵

モノポリー紙幣などを使ったミニチュア的な世界
●うつす -Transcribe, Photograph, Reflect, Transfer
西山美なコ「Sugar Crown」2004年、金沢21世紀美術館蔵

佐藤、卵白で作られた繊細な王冠
●オブジェクト -事象と概念のモデル
●境界
ミヤギフトシ「Records of Snowfalls」
「2007年3月15日」2020年、作家蔵

「Winter(from Nils)」2020年、作家蔵 壊れたスノードーム

シルパ・グプタ「無題(ここに境界はない)」2005-2006年/2011年、金沢21世紀美術館蔵

ビニールテープには「THERE IS NO BORDER HERE」と書かれている
●見えない力
●KOGEI
上出惠悟「甘蕉 房 色絵梅文」とか、上出長右衛門窯+丸若屋「髑髏 お菓子壺 花詰」(ともに2009年、金沢21世紀美術館蔵)といった気に入った作品がいくつもあったのに写真撮影不可で残念。
野口晴美「風」2012年、金沢21世紀美術館蔵
●アーカイブ
塩田千春「記憶の雨」2020年、作家蔵

赤い糸に無数の古い鍵がぶら下がっている

森美術館で
「塩田千春展 魂がふるえる」を見て以来
●素材と技法
中村康平「支配の儀式」2012年、金沢21世紀美術館蔵

磁土、木製額
ヤン・ファーブル「コノハムシ」1992年、「昇りゆく天使たちの壁」1993年

無数のタマムシで作られたドレス

●長期インスタレーションルームでは「小さな反抗」をテーマにした、奈良美智の「Dog-o-rama」(2004年、コレクション)

やせてる犬は、古着を詰めることで大きな存在となる。
壁にかけられた犬の着ぐるみを着て、子犬の気持ちになって館内をパトロールすることで美術館という場を大きく変容させる存在となる。
●交流ゾーンでは安部泰輔「ざわざわ森」(2019-、作家蔵)で「関係性についての考察」
持ち込まれた古着やはぎれで滞在制作されました。

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posted by いっこさん金沢暮らし at 10:00|
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