ユナイテッドシネマ金沢で映画「
Ryuichi Sakamoto: Diaries」を観てきました。
観客は数名のみ 静かに鑑賞できました

2025年製作/96分/日本 監督:大森健生
教授(坂本龍一)に逢いたくて郊外の映画館に行ってきました。
(明日から寒気が襲来するという天気予報を確認して、比較的暖かい今日のうちにバスと徒歩で往復)
ガンに罹患して亡くなるまでの3年半にわたる闘病生活と、その中でも行われた創作活動の様子を映像で綴っています。
2024年にNHKで放送された番組「
Last Days 坂本龍一 最期の日々」をベースに、未完成の音楽や新たな映像を加えて制作されました。
本人の「日記」を軸に、最後の作品となった未発表曲の制作過程や、ニューヨークの自宅、治療のための東京の仮住まい、病室、そして最後のライブとなったNHKの509スタジオで過ごした日々の軌跡がプライベート映像も交え辿られていきます。
晩年の日記に書き留められた、日々のつぶやき、「死刑宣告だ」「どんな運命も受け入れる準備がある」という苦悩・葛藤・覚悟、「残す音楽、残さない音楽」といった音楽について思考する言葉などが映像に合わせて紡がれていきます。
病と闘う中で、雨の音、雲の流れ、月の満ち欠けに心を奪われていた教授。
体が弱っているときは“音楽”ではなく純粋に“音”を聴いていたいと、YouTubeで見つけた雨の音にずいぶん癒されたという言葉に妙に納得しました。
日記を朗読するのは、生前親交のあったダンサー・俳優の田中泯さん。(彼も大好きな方♪)
泯さんの渋い落ち着いた声で静かに語られるのを聴くのも耳に心地いい。
インタビュー、プライベートな場面のドキュメンタリー、演奏の映像を見ながら、もっともっと教授の音楽を聴きたかったなぁ〜としみじみ。
この記事は、教授の命日(3月28日)翌日にNHKで放送された映画「
Opus」の録画を聴きながら書いています。(生前最後のピアノコンサートを収めた映画「Opus」と、アート・映像など多彩な表現活動の軌跡を辿った展覧会「
坂本龍一| 音を視る 時を聴く」を観るために2月末に東京へ行ったことを思い出しながら)
坂本龍一の音楽は私にとってhealing musicです。
教授が71歳で亡くなってから来年3月で丸3年が経ちます。
彼の新しい音楽を聴くことは叶いませんが、過去を何度でも振り返って忘れないようにしたい。
来年1月には教授の別の映画が公開されるようだから、また逢いに行きたいな。
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posted by いっこさん金沢暮らし at 10:30|
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